「第十二回竸基弘賞授賞式及び記念講演」開催報告
国際レスキューシステム研究機構は、2017年1月11日(水)午後 22年前の阪神淡路大震災で大きな被害を受けた地である神戸市長田で「第十二回竸基弘賞授賞式」を執り行いました。
今回は、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター主席研究員の吉田智章氏が、第12回竸基弘賞学術業績賞を受賞されました。 吉田氏は 「クローラ型レスキューロボットの開発およびその応用」により次世代防災技術・レスキューシステムの研究開発において顕著な功績が認められ受賞となりました。
(写真左:吉田氏の表彰、右:左から、田所会長、松野副会長、吉田氏、高森理事)
学術業績賞は副賞10万円と表彰状、そして記念トロフィー( アート・グラス・クラブ 制作)が、それぞれ選考委員の先生方により授与されました。
また、学生等の若い世代を対象とした奨励賞を紹介を行いました。ロボカップジュニアIRS賞受賞は、「Aster:」の小辻素良氏、緑川琳久氏。レスキューロボットコンテスト奨励賞受賞は、金沢工業大学 夢工房「MS-R」。
レスキュー工学奨励賞受賞は、櫻井伸之介氏(長岡技術科学大学)。本日は再度改め奨励賞の授与式を行ないそれぞれの受賞者がプレゼンターションを行いました。
最後に、学術業績賞受賞者 吉田智章氏による受賞賞テーマについての講演が行われました。
(写真左:吉田氏の講演 右:左から、田所会長、「Aster:」緑川氏、小辻氏、吉田氏、「MS-R」前田氏、原田氏、櫻井氏、高森理事、松野副会長)
レスキューロボット・システムの研究開発においてその実績が高く評価された吉田智章氏、また未来のレスキューロボット開発への貢献が期待される奨励賞受賞者達に対し、会場からは温かな拍手が送られ閉会となりました。