竸基弘賞について
竸基弘賞は、1995年1月17日に阪神淡路大震災で倒壊したアパートの下敷きになり23歳の若さでなくなった、当時神戸大学大学院の博士前期課程1年生であった竸基弘(きそいもとひろ)氏にちなんで、レスキューシステムの研究開発に顕著な貢献のあった原則として40歳未満の若手の研究者、技術者を表彰し、研究開発を奨励することを目的とした賞です。
竸基弘氏は神戸大学大学院で視覚と力学を融合したロボットによる知的マニピュレーションについての研究をしており、将来は人を癒すロボットの研究開発に取り組む夢を持っていました。この賞は竸基弘氏の遺志を継ぎ、人を助けるレスキューに関連するシステムの研究開発に対する業績を表彰の対象としています。
国際レスキューシステム研究機構の事業のひとつとして、阪神淡路大震災から10年を経た2005年1月17日から開始。年1回、自薦他薦を含めて幅広く候補者の推薦を募り、防災、情報、ロボット、医学、心理学などのレスキューシステムに関連する各分野から選ばれた委員により構成された選考委員会で厳正な審査を行い、受賞者を決定し、授賞式を執り行っています。
また、レスキューロボット、レスキューシステムを志す研究者や技術者の裾野を広げるため、2009年度より、工学系の学生を対象にした竸基弘賞の「奨励賞」を新設いたしました。「レスキューロボットコンテスト」「計測自動制御学会SI部門講演会」参加学生を対象に「奨励賞」の選考と授賞を行っています。さらに、2010年度からは「ロボカップジュニアレスキューチャレンジ」参加者を対象にした奨励賞も始めました。 2014年度からは、5年に1度、医学部門業績賞、心理学部門業績賞の表彰を行うこととなりました。
応募要領
2010年度から、年齢制限を大幅に超えない応募を受け付けることにいたしました。
40才以上の研究者・技術者の方からの応募も是非お待ちしております。
授賞式開催報告書
竸基弘賞の過去の授賞式開催報告書はこちらから
本事業は主旨に賛同いただける関係各位からの寄付によりその表彰活動を行っています。引き続き、皆さまのご賛同をいただきたくお願い申し上げます。
寄付方法などについては募金趣意書をご覧ください。
- 竸基弘賞」募金趣意書 (PDF)
- 阪神大震災20周年竸基弘賞基金」募金趣意書 (PDF)
※これまで、賞の趣旨に賛同いただいた多くの方々よりご好意を頂戴いたしました。ここに、あらためてお礼申し上げます。
竸基弘賞寄附者リスト
これまでの受賞者
※( )内は受賞当時の所属
- 第19回 2023年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
安部 祐一(大阪大学大学院基礎工学研究科 助授)
多脚および索状レスキューロボットの弾性特性を活用した制御に関する研究
【技術業績賞】
小島 匠太郎(東北大学 タフ・サイバーフィジカルAI研究センター 特任助教)
作業アーム付きクローラロボットOnix の開発とプラント点検・保守への適応
【ロボカップジュニアIRS賞】
『Hong Kong Line Team』Leung Kuk Centenary Li Shiu Chung Memorial College
(Tsang Ho Wan、Lee Ho Ming、Keong Ka Ching、Hung Sin Hei)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『QoQ』芝浦工業大学 マイクロロボティクス研究室
(杉本 賢二郎、新田 雄真、山本 優灯、関 拓、平塚 亮太、山本 郁弥、木村 玲雄)
【レスキュー工学奨励賞】
栢分 崚汰郎(東北大学)
- 第18回 2022年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
遠藤 玄(東京工学大学工学院機械系 教授)
高強度化学繊維ロープの機械特性の解明と超長尺多関節ロボットアームへの適用
【技術業績賞】
渡辺 将広(東北大学 タフ・サイバーフィジカルAI研究センター 助教)
ドローン輸送が可能な小型瓦礫内探索ロボットの開発
【医学部門業績賞】
赤星 昂己(国立病院機構本部DMAT事務局新 興感染症等対策課 専門職)
災害医療の手法を用いたCOVID-19のクラスター発生医療機関・福祉介護施設の支援手法の実践と普及による早期収束と防ぎうる死亡や悲劇の低減
【心理学部門業績賞】
野村 れいか(九州大学大学院人間環境学研究院 講師)
日本社会における災害への心理職による継続的な支援枠組みの生成
【ロボカップジュニアIRS賞】
『DMS-誇』大阪電気通信大学高等学校
(髙野 翔、古野 亮太、森下 宵太郎)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『TASUKE隊』産業技術短期大学 ロボットプロジェクト
(山本 菜花、中村 美結、田端 陸斗、玉越 大翔、藤原 直人、上村 拓人)
【レスキュー工学奨励賞】
冨山 峻(京都大学)
- 第17回 2021年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
廣井 慧(京都大学防災研究所巨大災害研究センター 准教授)
防災ICTの高度化に向けた減災オープンプラットフォームARIAの研究開発
【技術業績賞】
加川 敏規(一般財団法人 電力中央研究所 主任研究員)
災害対応ロボットの通信可能範囲を拡張するマルチホップワイヤレスシステムの研究開発
【ロボカップジュニアIRS賞】
『リトルギガント』和歌山県立向陽高等学
(藤田 侑哉、井上 穂大、中村 凌)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『とくふぁい!』徳島大学ロボコンプロジェクト
(初田 直輝、片岡 良太、細野 虎太郎、木下 弘大、関口 優希、仲島 渉、仲岡 郁哉)
【レスキュー工学奨励賞】
高梨 拓朗(電気通信大学)
- 第16回 2020年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
坂東 宜昭(国立研究開発法人 産業技術総合研究所人工知能研究センター 研究員、国立研究開発法人 理化学研究所 客員研究員) レスキューロボットのための音響自己位置推定と音声強調に基づく極限ロボット聴覚の開拓
【技術業績賞】
干場 功太郎(神奈川大学工学部 電気電子情報工学科 助教授)
ドローン聴覚を用いた音による被災者探索に関する研究
【レスキューロボットコンテスト奨励賞 アイデア賞】
『大工大エンジュニア』大阪工業大学 モノラボロボットプロジェクト
(小林 流我、井上 将吾、若林 広悦、力津 祐真、藤崎 裕也、野宮 なるみ、伏見 佳朗、中川 鴻基、南井 康佑、川西 将弘、
深井 翔大、井口 悠一郎、尾西 美弥佳、谷川 友菜、鈴木 涼太、加藤 翔馬、前田 隼、山本 陸)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞 スピリット賞】
『MCT』松江高専機械工学科
(矢田 優果、勝谷 有紗、中尾 彩乃、荒木 保乃香、榎本 陽菜、小澤 泰知、品川 海月、沼本 祐輝、宮﨑 夏月、澤田 晴矢、
森川 凜空)
【レスキュー工学奨励賞】
渡部 亮太(電気通信大学)
- 第15回 2019年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
田中 基康(電気通信大学大学院情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 准教授)
接地点変化を巧みに利用したヘビ型ロボットの制御と災害対応への応用
【技術業績賞】
竹森 達也(京都大学大学院工学研究科 機械理工学専攻 博士後期課程)
実環境でハイパフォーマンスを示すヘビ型およびクローラ型レスキューロボットの研究開発
【医学部門業績賞】
久保 達彦(広島大学大学院医系科学研究科 教授)
J-SPEEDの開発とMDSのWHO国際標準化
【心理学部門業績賞】
野口 修司(香川大学医学部臨床心理学科 准教授)
東日本大震災における被災自治体職員に対する長期的なメンタルヘルス支援
【特別賞社会貢献賞】
淺間 一(東京大学大学院工学系研究科 教授、同研究科人工物工学研究センター長)
福島第一原子力発電所の事故対応に関する多大な貢献
【ロボカップジュニアIRS賞】
『Infinity』岐阜工業高等専門学校
(後藤颯太、大淵匠)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『レスキューやらまいか』静岡大学ロボットファクトリー 静岡大学工学部所属サークル
(宮川 皆良、棟近 健、中井 康補、青木 孔希、池田 和輝、辻村 将也、佐々木 啓悟、渡辺 祥平)
【レスキュー工学奨励賞】
瀬戸 徳文(福島大学)
- 第14回 2018年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
藤井 浩光(千葉工業大学 先進工学部未来ロボティクス学科 准教授)
インフラ自動点検のためのロボット診断システムの研究開発
【特別賞社会貢献賞】
レスキューロボットコンテスト実行委員会
【ロボカップジュニアIRS賞】
『おいらぁ』渋谷教育学園幕張中学高等学校
(中島 悠翔、榎本 匠)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『Ithascreat』群馬県立伊勢崎工業高校 電子機械研究部
(笹川 楓、河田 幸宗、熊澤 友二、松島 雅來、 新井 翔斗、 小池 凌太、 蜂須 稜祐、飯岡 悠翔 )
【レスキュー工学奨励賞】
山口 智香(東北大学)
- 第13回 2017年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
橋本 健二(早稲田大学高等研究所 准教授)
多様な移動方式が可能な災害対応脚型ロボットに関する研究
【特別賞学技術貢献賞】
油田 信一(筑波大学 名誉教授、芝浦工業大学工学部電気工学科 教授)
フィールドロボッティクス分野への多大な貢献
【ロボカップジュニアIRS賞】
『Intergrated Circuit』
(金廣 理央、西澤 英志、矢頭 華蓮)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『レスキューHOT君』近畿大学ロボット工作研究会
(平野 太智、林 穂高、小野林 功泰、伊藤 武蔵、橋口 源太、後藤 功太、嶋田 慎、片平 結人、岩永 和史、西田 将人、
山村 一将、鏡原 秀進、奥村 亮太、宮本 裕司、大屋 隼斗、安部 伶、三宅 優平、栗田 湧)
【レスキュー工学奨励賞】
藤田 政宏(東北大学)
- 第12回 2016年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
吉田 智章(千葉工業大学未来ロボット技術研究センター 主席研究員)
クローラ型レスキューロボットの開発およびその応用
【ロボカップジュニアIRS賞】
『Aster』
(小辻素良、緑川琳久)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『MS-R』金沢工業大学夢工房
(原田 知樹、前田 尚杜、木下 遼、池田 直樹、野中 拓哉、高嶋 泰匡、小杉 崇弘、仲井 亮太、佐藤 脩、浅沼 幸輝、
鍵山 陽介、疋田 一馬、稲垣 遼)
【レスキュー工学奨励賞】
櫻井 伸之介(長岡技術科学大学) - 第11回 2015年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
亀川 哲志(岡山大学大学院自然科学研究科 産業創成工学専攻 講師)
ヘビ型ロボットの多様な移動形態に関する研究
【技術業績賞】
木村 哲也(長岡技術科学大学専門職大学院技術経営研究科 システム安全専攻 准教授)
標準化活動を通じた災害対応ロボットの実用化推進
【特別賞学術技術貢献賞】
広瀬 茂男(株式会社ハイボット 取締役会長、東京工業大学 名誉教授)
人の真の味方となるロボット開発の進め方
【ロボカップジュニアIRS賞】
『AFG』
(工藤 創生、碓氷 武旺、小山 秀太)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『大工大エンジュニア』大阪工業大学モノラボロボットプロジェクト
(韓 勝成、高西 悟、田畑 寧矩、的場 佑太、飼沼 大地、阪口 隼、佐藤 博章、中井 新、山田 奈津季、山本 碧土、
二木 知亮、吉水 啓之、荻野 雄太、谷川 仁規、東 郁弥、今西 天希、垣内 大輝、梶本 和希、神戸 健汰、菊田 温子、
竹本 薫生、多田 怜平、西本 滉太、人見 浩史、廣島 勇至、森田 健太、山野 鈴太郎)
【レスキュー工学奨励賞】
市村 友哉(東北大学) - 第10回 2014年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
昆陽 雅司(東北大学大学院情報科学研究科 応用情報科学専攻 准教授)
能動スコープカメラの基礎と応用技術に関する研究開発
深尾 隆則(神戸大学大学院工学研究科機械工学専攻 准教授)
情報収集飛行船ロボットシステムに関する研究
【技術業績賞】
岡田 聡(株式会社日立製作所日立研究所 主任研究員)
過酷な実環境において狭隘部進入・安定索引の双機能を実現するH-I型形状変化ロボットの研究開発
【医学部門業績賞】
近藤 久禎(国立病院機構災害医療センター 教育研修室長、厚生労働省DMAT事務局 事務局次長)
東日本大震災、東京電力福島第一原発事故に対する医療活動
【心理学部門業績賞】
若島 孔文(東北大学大学院教育学研究科 准教授)
PTSD(心的外傷後ストレス障害)か らPTG(心的外傷後成長)へ
【特別賞功績賞】
高森 年(神戸大学 名誉教授)
【ロボカップジュニアIRS賞】
『花鳥風月』
(竹間 義明、佐藤 潤一)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『都工機械電気』大阪市立都島工業高校
(玉井 大樹、栄 良樹、大戸 彰馬、徐 笙太、赤岩 慧士、寺西 英記、邊牟木況次)
【レスキュー工学奨励賞】
吉本 昌弘(京都大学) - 第9回 2013年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
衣笠 哲也(岡山大学大学院自然科学研究科 産業創成工学専攻 講師)
柔軟全周囲クローラ(FMT)
【特別賞学術技術貢献賞】
柴田 崇徳(産業技術総合研究所ヒューマンライフテクノロジー研究部門 上級主任研究員、
東京工業大学大学院総合理工学研究科 連携教授、マサチューセッツ工科大学高齢化研究所 客員フェロー)
【ロボカップジュニアIRS賞】
『のーべる』(上田 大智、大鶴 啓介、酒井 大輝)
『技志向アルファ』(太田佳佑、澤田祥鷹、早瀬龍一)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『長湫ボーダーズ』愛知工業大学
(松原 秀彦、渡邊 彩夏、浅井 友将、寺田 恭祐、櫻井 利樹、勝 玄毅、河村 拓斗、小寺 俊介、出口 貴裕、鈴木 優太)
【レスキュー工学奨励賞】
川尻 将大(北海道大学) - 第8回 2012年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
伊藤 一之(法政大学理工学部電気電子工学科 准教授)
操作性を考慮した生存者探査ロボットの開発
【技術業績賞】
岩野 優樹(明石工業高等専門学校機械工学科 准教授)
災害現場における救助支援型担架システムの提案と実証
【特別賞技術貢献賞】
小栁 栄次(千葉工業大学未来ロボット技術研究センター 副所長)
【ロボカップジュニアIRS賞】
『Two Peace』北九州市立二島中学校
(是澤 真由、田中 智大)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『なだよりあいをこめて』神戸市立科学技術高等学校 科学技術研究会
(増尾 樹、桝田 剣)
【レスキュー工学奨励賞】
山本 将太(北海道大学) - 第7回 2011年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
永谷 圭司(東北大学大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻 准教授)
サーチ&レスキュー用不整地移動探査ロボットの性能向上に関する研究
【技術業績賞】
黄 雅雯(東京工業大学大学院理工学研究科 機械宇宙システム専攻 博士後期課程)
水難救助用ロボットの研究開発
【特別賞】
Quince開発チーム(千葉工業大学、東北大学、工学院大学)
【ロボカップジュニアIRS賞】
『Free Walker』
(行成 元気、鈴木 啓太)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『MS-R』金澤工業大学 夢工房
(菊池 健司、瀧本 智英)
【レスキュー工学奨励賞】
佐伯 一夢(神戸大学) - 第6回 2010年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
中西 弘明(京都大学大学院工学研究科 機械理工学専攻 講師)
自律型無人ヘリコプタの開発とその防災・災害活動に関する研究
【技術業績賞】
青木 岳史(千葉工業大学工学部未来ロボティクス学科 准教授)
組合せ可能なユニット型空圧ピラーの開発
【特別賞技術貢献賞】
アダム・ジェイコフ(アメリカ国立標準技術研究所)
【ロボカップジュニアIRS賞】
『HIBISCUS』博多女子中学校 (山村 衣織)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『救命ゴリラ!B』大阪電気通信大学「自由工房」 (高橋 裕一朗)
【レスキュー工学奨励賞】
川端 玄太(北海道大学) - 第5回 2009年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
多田隈 建二郎(大阪大学大学院工学研究科 機械工学専攻 助教授)
円形断面クローラ機構によるレスキューロボットの移動機能の高度化・多様化
【技術業績賞】
下羅 弘樹(産業技術総合研究所情報技術研究部門 テクニカルスタッフ)
減災情報共有データベースDaRuMaの設計と実装
【特別賞学術貢献賞】
ロビン・マーフィー(テキサスA&M大学コンピューターサイエンス&エンジニアリング部門 教授、
Center of Robot-Assist Search and Rescue ディレクター)
【レスキューロボットコンテスト奨励賞】
『メヒャニカ』岡山県立大学ロボット研究サークル
【レスキュー工学奨励賞】
諌山 真吾(神戸大学) - 第4回 2008年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
山下 淳(静岡大学工学部機械工学科 准教授)
画像処理を用いたレスキューロボット・システムのための災害時劣悪視野の明瞭化
【技術業績賞】
土井 智晴(大阪府立工業高等専門学校総合工学システム学科 准教授)
レスキューロボット技術のシロアリ防除ロボットへの応用 - 第3回 2007年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
大野 和則(東北大学大学院情報科学研究科 応用情報科学専攻 助教授)
被災地探査用クローラロボットの遠隔操作技術と3 次元地図構築技術の開発
【技術業績賞】
目黒 淳一(早稲田大学大学院理工学研究科 機械工学専攻 博士後期課程学生)
RT 技術を利用した防災・減災のための実践的な広域情報の収集と解析
【特別賞学術貢献賞】
田所 諭(東北大学大学院情報科学研究科 教授) - 第2回 2006年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
畑山 満則(京都大学防災研究所 助教授)
レスキュー活動支援システム構築に関する理論的・実践的考察
【技術業績賞】
羽田 靖史(独立行政法人理化学研究所 協力研究員)
センサネットワーク技術及びデータベース技術のレスキュー分野への適用と実証 - 第1回 2005年度各部門受賞者
- 【学術業績賞】
塚越 秀行(東京工業大学大学院理工学研究科 機械制御システム専攻 助教授)
瓦礫踏破能力を飛躍的に向上させる跳躍・回転移動体の開発
【技術業績賞】
城間 直司(茨城大学工学部知能システム工学科 助教授)
レスキューロボットの遠隔操作に関する技術
竸基弘賞の国際化について
世界的な学会IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)の国際会議IROS(International Conference on Intelligent Robots and Systems)において発表された,レスキューシステムに関する優秀な論文を表彰するIEEE IROS Best Paper Award on Safety, Security, and Rescue Robotics in memoryof Motohiro Kisoi の創設が認められ,2016年から表彰を開始いたしました。
IEEE International Conference on Intelligent Robots and Systems (IROS) Best Paper Award on Safety,
Security, and Rescue Robotics in memory of Motohiro Kisoi
これまでの受賞者
IEEE IROS Best Paper Award on Safety, Security, and Rescue Robotics
※( )内は受賞当時の所属
- 第19回 2023年度各部門受賞者
- 【受賞者】Heiko Kabutz, Alexander Hedrick, William P. McDonnell, Kaushik Jayaram (University of Colorado Bouler)
【受賞論文】mCLARI: a shape-morphing insect-scale robot capable of omnidirectional terrain-adaptive locomotion in laterally confined spaces
【選考委員長】 Fumitoshi Matsuno (Kyoto University)
【選考委員】Andreas Birk, Howie Choset, Tetsuya Kimura, Giuseppe Loianno, Robin Murphy, Hideyuki Tsukagoshi
- 第18回 2022年度各部門受賞者
- 【受賞者】Eugenio Cuniato, Nicholas Lawrance, Marco Tognon, Roland Siegwart (ETHZ)
【受賞論文】Power based Safety Layer for Aerial Vehicles in Physical Interaction using Lyapunov Exponents
【選考委員長】 Fumitoshi Matsuno (Kyoto University)
【選考委員】Howie Choset, Jorge Dias, Paolo Fiorini, Tetsuya Kimura, Giuseppe Loianno, Robin Murphy, Andreas Nuechte, Satoshi Tadokoro, Hideyuki Tsukagoshi
- 第17回 2021年度各部門受賞者
- 【受賞者】公文 誠 Makoto Kumon(熊本大学教授),奥乃 博 Hiroshi G. Okuno(京都大学名誉教授,早稲田大学招聘研究員),田嶋 脩一 Shuichi Tajima(熊本大学修士修了)
【受賞論文】Alternating Drive-and-Glide Flight Navigation of a Kiteplane for Sound Source Position Estimation
【選考委員長】 Prof. Fumitoshi Matsuno (Kyoto University)
【選考委員】Prof. Paolo Fiorini (University of Verona), Prof. Giuseppe Loianno (New York University), Dr. Kamilo Melo (EPFL, Switzerland), Prof. Robin Murphy ( Texas A&M University), Prof. Sören Schwertfeger (Shanghai University of Technology), Prof. Hideyuki Tsukagoshi, Tokyo Institute of Technology
- 第16回 2020年度各部門受賞者
- 【受賞者】Amanda Bouman, Muhammad Fadhil Ginting, Nikhilesh Alatur, Matteo Palieri, David D Fan, Kim Sung-Kyun, Thomas Touma, Torkom Pailevanian, Kyohei Otsu, Joel Burdick, Ali-akbar Agha-mohammadi (USA)
【受賞論文】Autonomous Spot: Long-Range Autonomous Exploration of Extreme Environments with Legged Locomotion
【選考委員長】 Fumitoshi Matsuno (Kyoto University)
【選考委員】Prof. Paolo Fiorini (University of Verona), Prof. Giuseppe Loianno (New York University), Prof. Jorge Manuel Miranda Dias (Khalifa University), Robin Murphy (Texas A&M University) Eduardo Silva (Porto Polytechnic)
- 第15回 2019年度各部門受賞者
- 【受賞者】Xuan Lin*, Jingwen Zhang, Junjie Shen, Gabriel Ikaika Fernandez, Dennis Hong (University of California Los Angeles)
【受賞論文】Optimization Based Motion Planning for Multi-Limbed Vertical Climbing Robots
【選考委員長】 Fumitoshi Matsuno (Kyoto University)
【選考委員】 Prof. Paolo Fiorini (University of Verona), Prof. Giuseppe Loianno (New York University), Prof. Jorge Manuel Miranda Dias (Khalifa University), Prof. Sören Schwertfeger (ShanghaiTech University), Prof. Satoshi Tadokoro (Tohoku University) - 第14回 2018年度各部門受賞者
- 【受賞者】Evan Beachly, Carrick Detweiler, Sebastian Elbaum, Brittany Duncan, Carl Hilderbrandt, Dirac Twidwell (Univ. of Nebraska) and Craig Allen (U.S. Geological Survey)
【受賞論文】Fire-Aware Planning of Aerial Trajectories and Ignitions
【選考委員長】 Fumitoshi Matsuno (Kyoto University)
【選考委員】 Andreas Birk (Jacobs University), Robin Murphy (Texas A&M University), Daniele Nardi (Universita’ di Roma), Richard Voyles (Purdue University) - 第13回 2017年度各部門受賞者
- 【受賞者】鈴森 康一、武市 将、遠藤 玄、難波江 裕之(東京工業大学)
【受賞論文】Development of a 20-m-Long Giacometti Arm with Balloon Body Based on Kinematic Model with Air Resistance
【選考委員長】 Fumitoshi Matsuno (Kyoto University)
【選考委員】 Andreas Birk (Jacobs University), Robin Murphy (Texas A&M University), Daniele Nardi (Universita’ di Roma), Masahiko Onosato (Hokkaido University) Richard Voyles (Purdue University) - 第12回 2016年度各部門受賞者
- 【受賞者】Shiquan Wang, Hao Jiang and Mark R. Cutkosky (Stanford University)
【受賞論文】A Palm for a Rock Climbing Robot Based on Dense Arrays of Micro-Spines
【選考委員長】 Fumitoshi Matsuno (Kyoto University)
【選考委員】 Hajime Asama (The University of Tokyo), Robin Murphy (Texas A&M University), Richard Voyles (Purdue University), Satoshi Tadokoro (Tohoku University)